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2008年度購入作品
栄山寺八角堂 東北柱西南面上段 菩薩像の模写
栄山寺八角堂 東北柱西南面上段 菩薩像の模写 ハンヒジョン 日本画 16.9cmx34.4cm

栄山寺は養老3年(719)に藤原不比等の長男藤原武智麻呂が菩提寺として創建したと伝えられる。室町時代に再建された本堂右手には八角円堂(国宝)が立つ。八角円堂は武智麻呂の菩提を弔うために子の仲麻呂によって建立されたと伝えられており,天平建築の中でも法隆寺夢殿と並ぶ貴重な遺構である。
内陣の柱や天蓋には壁画が施され,建物とは別個に「絵画」として重要文化財に指定されている。内陣の天井とこれを支える飛貫(ひぬき),4本の内陣柱の装飾絵画は剥落が甚だしいとはいえ,今なお画面を留め,尚且つ後人の加筆補彩が認められず,遺品の少ない奈良時代の絵画資料として極めて高い価値を有する。柱には本模写作品の他に,楽器を奏する菩薩像,飛貫には飛天や人面を持つ鳥などが描かれている。

この模写作品の製作意図は奈良時代の建造物彩色に用いられた顔料及び彩色技法の研究であるため,科学分析調査資料に基づいて模写制作を行った。
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