ブックタイトル株式会社京都銀行 ディスクロージャー誌 2018

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概要

株式会社京都銀行 ディスクロージャー誌 2018

取締役会長取締役頭取ごあいさつみなさまには、平素より京都銀行をお引き立ていただき、まことにありがとうございます。当行に対するご理解を一層深めていただくため、『京都銀行ディスクロージャー誌2018』を作成いたしました。経営方針、最近の業績および営業活動の現況等について、順次ご説明申しあげます。当行は、昭和16年10月の創立以来、地域の中枢的金融機関として地域のみなさまとともに歩み、幅広い金融機能を備えた地元のリテールバンクとして力強い発展を遂げてまいりました。これもひとえにみなさまの暖かいご支援、ご愛顧の賜ものと深く感謝申しあげる次第でございます。金融機関を取り巻く事業環境は、金融緩和政策による利回り低下の長期化、フィンテックを駆使した異業種からの参入など一段と厳しさを増しております。しかし、その一方で個人のお客さまの資産形成に関するご相談やより便利な決済サービスを求められる機会、企業のお客さまの販路拡大・海外進出に資するサポートあるいは事業承継・M&Aなどに関する情報提供やアドバイスを求められる機会が着実に増えております。当行では、こうした状況を踏まえて、昨年4月にスタートさせた中期経営計画で「コンサルティング機能の発揮」を活動のメインテーマに据えて、お客さまが抱える課題やニーズを起点に、その解決を通じて収益に繋げるビジネスの強化に取り組んでおります。同時に、お客さまと接する場としての店舗を「1人でも多く、1分でも長く、お客さまとお話しするための拠点へ」変革する諸施策を進めております。こうした取り組みとともに、京都銀行グループ各社との連携のもと総合金融サービスをご提供することで、「お客さまの期待に応える京都銀行」として揺るぎない経営基盤を構築し、厳しい環境の中にあっても、地域とともに歩み、地域とともに成長してまいりたいと思っております。みなさまにおかれましては、今後とも格別のご支援、ご愛顧を賜りますよう心からお願い申しあげます。平成30年7月1