ブックタイトル株式会社京都銀行 ディスクロージャー誌 2018

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概要

株式会社京都銀行 ディスクロージャー誌 2018

資産の自己査定と償却・引当■債務者区分当行では、資産の健全性確保を経営上の最重要課題と認識し、6か月ごとの自己査定の実施により、資産の正確な実態把握と不良債権への対応に取り組んでいます。このため、資産自己査定、償却・引当の規程等を完備し、現在想定されるすべての不良債権について適正な処理をおこなっています。具体的には、与信先をその財務状況、資金繰り、収益力等により、返済能力を判定して、その状況等に応じて「正常先」「要注意先」「要管理先」「破綻懸念先」「実質破綻先」「破綻先」の6つに区分します。この区分を債務者区分といいます。■自己査定と償却・引当および開示との関係(平成30年3月期)【単体】(単位:億円)自己査定による債務者区分対象資産:(注1)貸出金等与信関連債権自己査定の分類区分(注1)対象資産:貸出金等与信関連債権非分類(Ⅰ分類)Ⅱ分類Ⅲ分類Ⅳ分類償却・引当金融再生法に基づく開示債権(注1対象資産:貸出金等与信関連債権)、銀行保証付私募債(要管理債権は貸出金のみ)リスク管理債権対象資産:貸出金正常先48,36548,365正常債権52,578要管理先以外3,9571,3082,648一般貸倒引当金を計上92正常債権以外の保全状況要注意要管理先430担保等による保全額引当額カバー率先うち要管理債権要管理債権(貸出金のみ)33100.0%貸出条件緩和債権303か月以上延滞債権0破綻懸念先625実質破綻先(注2)43(33)破綻先(注2)19(5)368201519122466(注3)(64)──(注3)(注3)(0)(10)──(注3)(注3)(0)(13)個別貸倒引当金を計上89危険債権626破産更生債権及びこれらに準ずる債権6249537642589.4%100.0%延滞債権650破綻先債権38合計50,0832,86666(注3)(注2)(注3)53,016(52,991)(65)(24)─合計182合計53,270合計692(注1)貸出金等与信関連債権は貸出金のほか貸付有価証券、支払承諾見返、外国為替、貸出金に準ずる仮払金および未収利息等です。(注2)実質破綻先、破綻先および合計における()内は部分直接償却を実施した場合の計数です(部分直接償却については89ページをご参照ください)。(注3)破綻懸念先、実質破綻先、破綻先および合計における()内は分類額に対する引当額であり、引当済分は非分類(Ⅰ分類)に計上しております。7