ブックタイトル株式会社京都銀行 ディスクロージャー誌 2019

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概要

株式会社京都銀行 ディスクロージャー誌 2019

ごあいさつ取締役会長取締役頭取みなさまには、平素より京都銀行をお引き立ていただき、まことにありがとうございます。当行に対するご理解を一層深めていただくため、『京都銀行ディスクロージャー誌2019』を作成いたしました。経営方針、最近の業績および営業活動の現況等について、順次ご説明申しあげます。当行は、1941年(昭和16年)10月の創立以来、地域の中枢的金融機関として地域のみなさまとともに歩み、幅広い金融機能を備えた地元のリテールバンクとして力強い発展を遂げてまいりました。これもひとえにみなさまの暖かいご支援、ご愛顧の賜ものと深く感謝申しあげる次第でございます。金融機関を取り巻く環境は、金融緩和政策がその副作用が懸念される中で継続され、またIT企業をはじめ他業態から金融サービスへの参入が相次ぐなど、大きな変革期を迎えています。こうした経営環境のもとで、当行では第6次中期経営計画「Timely & Speedy」(2017年度から3か年)の最終年度を迎え、メインテーマとして掲げた「コンサルティング機能の発揮~つなげる~」のもと、この2年間で進めてきた変革をベースに確かな成果を残す一年にしたいと考えております。一昨年の京銀証券株式会社の開業に加えて、昨年は銀行本体で信託業務に参入したことで、当行は「銀行・証券・信託」の各サービスをワンストップで提供できるようになり、総合金融サービス業としての大きな一歩を踏み出しました。また、昨年新設した長浜支店(滋賀県長浜市)は、“事務拠点から相談拠点へ”をコンセプトに、コンサルティング機能を強化した「次世代型店舗」の試金石として位置付けております。多岐にわたる新たな試みをあわせて導入することで、お客さまの利便性を確保しつつ店舗運営の効率化を図ることができました。この「長浜モデル」を、今後さらに完成度を高めつつ既存店にも順次取り入れることで、お客さまの相談ニーズに一段とお応えするとともに生産性向上にもつなげてまいりたいと考えています。銀行業界が今後ますます変わりゆく中にあって、環境変化の大きな波を当行が成長するための推進力へと転換させることで、「お客さまの期待に応える京都銀行」としてグループ各社とともに揺るぎない地位を築くとともに、幅広いステークホルダーのみなさまのご期待にもお応えしてまいります。みなさまにおかれましては、今後とも格別のご支援、ご愛顧を賜りますよう心からお願い申しあげます。2019年7月1