ブックタイトル株式会社京都銀行 ディスクロージャー誌 2019

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概要

株式会社京都銀行 ディスクロージャー誌 2019

京都銀行の歩み京都銀行は、1941年(昭和16年)に京都府北部にあった両丹銀行、宮津銀行、丹後商工銀行、丹後産業銀行の4行が合併し「丹和銀行」(本店:福知山市)として誕生、その後、1951年に「京都銀行」と改称、1953年に本店を京都市戦後復興高度成長・安定成長バブル崩壊ベンチャー企業の台頭とその後の急成長日本版金融ビッグバン1941年1950年1951年1953年1966年1973年1984年1986年1989年1998年1999年丹和銀行創立京都府本金庫事務受託京都銀行に改称本店を京都市に移転現本店竣工京都証券取引所に上場東京・大阪両証券取引所第二部に上場同第一部に指定替え香港駐在員事務所開設投資信託窓口販売業務開始ダ当イ行レ初クのト赤バ字ン決キ算ングセンター開設京都市へ移転後の本店01「地元本店銀行」としての地位確立戦後復興期、京都市の金融事情は、銀行預貸率(※)が全国平均を大幅に下回っているように、非常にひっ迫しており、中小企業は深刻な資金難に陥っていました。そのため、中小企業金融の円滑化とそれを担う地元本店銀行の登場を望む声が高まり、京都市各界などからの要請に応じる形で、当行が本店を京都府北部の福知山市から京都市へ移すこととなりました。こうした背景から当行は、京都市内をはじめ京都府全域の中小企業を金融面から支援し、地元本店銀行としての地位を固めてまいりました。また、この時期、京都には後に大きく成長するベンチャー企業が次々と登場し、当行はこれらの企業にも、融資や出資などの金融面から意欲的にサポートをおこないました。こうした企業の数々は当行の重要な顧客基盤となるとともに、出資し保有を続けてきた株式は良質な資産となり、後の広域化戦略を支える財務基盤となりました。京都銀行に改称本店を京都市に移転兵庫県丹和銀行創立本店:福知山市京都府大阪府奈良県滋賀県隣接する地域へ展開銀行預貸率(※)推移(全国・京都市)当行の京都府内シェアの推移1008060(単位:%)全国京都市2520(単位:%)預金貸出金4015201946 1953101955 1975(日本銀行「日本金融史資料」より京都銀行作成)(※)銀行の集めた預金がどれだけ融資に回っているかを示す指標。(貸出金÷預金×100)(各種資料より京都銀行作成)2