就職活動の際に掲げていた軸を忘れず、お客さまに信頼していただける存在になることが、今の私の目標です。そのためにはさらなる知識の習得、キャリアアップをめざして、銀行員としても、一人の人間としても、より大きく成長していかなければならないと思っています。
どんな提案もまずは対話から
後方業務、窓口業務を経験し、3年目の4月から個人総合営業を担当しています。担当のお客さまがまだ少ないため、営業は新規顧客の獲得がメインですが、一人でも多くのお客さまと対話ができるよう毎日活動しています。お客さまと対話ができれば、そこからニーズを把握し、資産運用の必要性やさまざまな金融資産の提案を行います。最近は、お客さまによって異なる多様なニーズに応えられるよう法人営業担当者と連携し、帯同訪問や同席をしながら知識の幅を広げることにも努めています。

3つの軸で展開した就職活動
就職活動を行ううえで大切にしていた私の軸は、「1.お客さまと近い距離で信頼関係を築くことができる仕事」「2.自分のコミュニケーション能力を生かせる仕事」「3.京都や滋賀で展開する、なじみのある企業であること」という3点でした。その軸を持って企業研究を続ける中で、当行の“地域社会の繁栄に奉仕する”という経営理念や、地域のお客さまとの長いお付き合いに重きを置いているという点に惹かれ、興味を持つようになりました。また、形のないものを扱い、自分のコミュニケーションやコンサルティング次第で良くも悪くも結果が変わる責任の大きな仕事であるという点にも魅力を感じましたし、京都という競争の激しい地で、当行を選んでもらい、自分の提案を認めてもらうことができれば大きなやりがいにつながると思い、入行を決めました。
事務から営業へ、新たな挑戦
私自身の最も大きな挑戦は、個人総合営業への係替えです。入行前からいつかは営業がしたいと思っていましたし、支店長との面談でも「営業担当にならないか?」と声をかけてもらっていたのですが、自分に勇気がなく、なかなか一歩を踏み出すことができませんでした。それがあるとき、「自分が望んでいて、上司から声もかけられているのにこのチャンスを生かさないのはもったいない」と思い、当行の充実した研修制度やキャリア支援研修を活用し、個人総合営業になるための努力を始めることにしたのです。最初はわからないことばかりで上司や先輩にはたくさん迷惑をかけてしまいましたが、その度に自分のことのように一緒に考え、的確なアドバイスをくれました。「こんな営業担当になりたい」と思える先輩にも出会うことができました。
内部事務を担当していたときも自己研鑽には励んでいましたが、個人総合営業になると、さらに専門的な知識やスキルが求められるため、今まで以上にセミナーや研修に参加し、知識の向上に努めています。あのとき声をかけてくれた支店長にはとても感謝していますし、新たな挑戦をしたことで、銀行員としてだけでなく、人間としても大きく成長できたと思っています。

本当に納得していただける提案のために
今は、店頭でチラシをご覧になっていたり、他の処理でお待ちいただいているお客さまに声をかけ、面談につなげる新規顧客獲得に取り組んでいます。面談につなげるのはそう簡単なことではありませんが、以前店頭でお話をしたお客さまが、後日私の名刺をお持ちになって窓口に来られたことがありました。それを機に何度も面談を重ね、ご意向に沿った提案を行ったところ、その内容に納得し、成約をいただくことができたのです。その際、「村越さんに声をかけてもらわなければ、次の一歩を踏み出すことができませんでした。ありがとう」というお言葉をいただき、本当にうれしかったことを今でもよく覚えています。そのお客さまにはその後、ご家族をご紹介いただき、取引を広げることもできました。このように一人のお客さまから輪を広げていけるところもこの仕事の魅力であり、醍醐味だと思います。
もちろん、自分の提案に納得していただけず、悔しい思いをすることもありますが、どこがご意向と異なり、何が足りなかったのかを見直すことで、知識の引き出しを増やすことができますし、それが成長につながると私は信じています。さまざまな経験を持つたくさんのお客さまと接することを通して、自分の知見を広げることができますし、普段の生活では出会えないような方と出会い、刺激を受けることも新鮮で、日々面白さを感じています。

私 の や り た い こ と
Schedule 1日のスケジュール
OFF SHOT オフショット
外での時間を満喫
おいしいご飯を食べに行ったり、飲みに行ったり、社会人になってから始めたゴルフを楽しんでいます。連休や長期休暇のときは旅行をすると決めていて、全国各地を飛び回っています。
