I Love Kyoto キャンペーン紹介(2021年シリーズ)

当行では、地元本店銀行として、「歴史都市・京都」の素晴らしさを再発見し、将来にわたってまもり育ててゆこうという趣旨から、1982年より「I Love Kyoto キャンペーン」を展開してまいりました。
京都の自然・歴史的遺産・伝統文化・暮らしなどを四季折々の趣に託して、この41年間に作製したポスターは、505種類、約70万枚を数えます。

2021年シリーズ

2021年春季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.名勝庭園 智積院(東山区)

真言宗智山派の総本山 智積院にある名勝庭園は、桃山時代に原形が造られたもの。築山・泉水庭の先駆をなしたといわれ、「利休好みの庭」とも伝えられる。四季折々の美しさで訪れる者の目と心を楽しませてくれ、特にツツジやサツキの花咲く4月中旬から6月中旬には、一段と華やかな表情を見せる。

2.新緑の松花堂庭園(八幡市)

松花堂庭園は、江戸時代初期、華やかな寛永文化の中心となって活躍した松花堂 昭乗ゆかりの日本庭園。2万2千m2もの広大な敷地には自然があふれ、四季折々の景観が楽しめる。新緑の季節、穏やかな日差しを浴びて青もみじがまぶしく輝く。

2021年夏季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.由良川河口 京都丹後鉄道(宮津市)

京都府と兵庫県の北部地域を結ぶ京都丹後鉄道。全3路線、計114kmあり、車窓からは、日本海沿岸や沿線の史跡など風光明媚な景色を楽しむことができる。夏空の下、赤褐色の由良川橋梁を走る列車が、もくもくと湧き上がる入道雲によく映える。

2.夏のしつらえ 無名舎(中京区)

京呉服の問屋街「室町」の一画にある京都生活工藝館「無名舎」は、昔ながらの暮らしぶりを今に伝える京町家である。館内は夏の間、すだれやよしずで夏座敷のしつらえになり、目にも涼やかなその趣は京都の暑さを忘れさせてくれる。

2021年秋季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.秋の清滝川(右京区)

愛宕山の麓に位置する清滝は、かつて「愛宕詣」の宿駅として栄えた場所。秋になると、清滝川の清流と、山肌を染める多彩な紅葉のコントラストが鮮やかで、訪れる者を魅了する。

2.泉涌寺の秋(東山区)

真言宗泉涌寺派の総本山の泉涌寺は、皇室ゆかりの寺で、「御寺(みてら)」とも呼ばれている。江戸時代からの伝統的な技法をもとに作られた御座所庭園は、新緑や紅葉など季節ごとに趣を変え、一年を通じて美しい姿を見せる。

2021年冬季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.雪の多宝塔と紅梅 法輪寺(西京区)

名勝 嵐山に位置する法輪寺は713年(和銅6年)に行基が開創した歴史ある寺。十三まいりの寺としても有名で、数え年13の子どもが智恵と福徳を授かるために参詣する。
晩冬には寒風の中、愛らしい紅梅のピンク色が境内に映え、訪れる人の心にぬくもりを与える。

2.「飛龍観」雪の天橋立(宮津市)

天橋立の眺望は見る方向によりそれぞれ呼び名があり、南から北を見た眺望は、龍が天に昇るように見立てられることから「飛龍観」と呼ばれる。白砂青松で知られる天橋立だが、冬の雪景色も感動的な美しさである。