I Love Shiga キャンペーン紹介(2019年シリーズ)

当行では、2013年3月より滋賀県において、滋賀の四季折々の心豊かな情緒や風情を皆さまに幅広く伝えるため「I Love Shiga キャンペーン」を開始いたしました。
滋賀の自然景観や歴史的遺産、伝統文化などをより多くの皆さまにご紹介するとともに、記録として残してまいります。

2019年シリーズ

2019年春季シリーズとして、次の3種類のポスターを掲出しました。

1.瀬田の唐橋と桜(大津市)

近江八景「瀬田の夕照」で名高い名橋「瀬田の唐橋」。古くは日本書紀にも登場し、京都へ通じる交通・軍事の要衝であることから幾度となく戦乱の舞台ともなった。夕暮れ時、瀬田の唐橋と周辺を彩る桜、優雅に流れる川が夕日に照らされ、オレンジ色に染まったしっとりとした世界が広がる。

2.正法寺の藤(日野町)

鎌掛の藤寺として広く親しまれている「正法寺」。境内には、樹齢300年を超える優美な藤が咲き誇る。1mにも達する気品ある紫の花房が、たおやかに風に揺らめき、訪れた見物客の目を楽しませる。

3.大溝祭(高島市)

日吉神社の例祭で、湖西地方随一の曳山祭である「大溝祭」。県の選択無形民俗文化財となっており、今年(2019年)400周年を迎える。現在は、5月3日に宵宮祭、4日に本祭が高島市勝野一帯で行われ、5基の曳山が古式に則り、太鼓や鉦(かね)の囃子で町内を巡行する。

2019年夏季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.大中町の向日葵(近江八幡市)

近江八幡市大中町ののどかな田園に、向日葵畑が広がっている。青々とした山をバックに、一面に咲き誇る黄色い向日葵と青空のコントラストはまさに圧巻。太陽に向かって力強く咲く向日葵が、訪れた人を魅了する。

2.建部大社 船幸祭の花火(大津市)

船幸祭は日本武尊が船団を従え、海路をたどられた故事に基づき執り行われる建部大社の夏祭り。瀬田川を海路に見立て船渡御が再現され、大神輿を載せた御座船を先頭に船団が瀬田浜から黒津浜までの約4kmを往復する。船団が帰路の瀬田浜へと向かい瀬田の唐橋に近付く頃、大神輿の動きに合わせて花火が打ち上げられ、夜空を華麗に彩る。

2019年秋季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.清瀧寺 徳源院の秋(米原市)

京極家初代の京極氏信が創建したと伝わる「清瀧寺 徳源院」は、京極家歴代の菩提寺。県の名勝に指定されている庭園は、裏山を借景にした回遊式の庭園で、四季折々の変化を楽しむことができる。秋には、真っ赤に染まったもみじが庭園を美しく彩り、訪れた人を魅了する。

2.近江神宮 御鎮座記念祭包丁式(大津市)

天智天皇をまつる近江神宮は、天智天皇の古都、近江大津宮跡に鎮座する神社で、毎年11月7日には「御鎮座記念祭」が執り行われる。祭典では、天智天皇の往時の故事に因んで、近江八幡の大嶋奥津嶋神社宮司による「むべ」の献納、創美流華道家元による「献華式」に続いて、清和四條流家元による「包丁式」が厳かに行われる。

2019年冬季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.酒波寺山門(高島市)

奈良時代、行基によって開かれた真言宗智山派の寺院である「酒波寺」。参道の長い山裾のお寺で、毎年春になると「行基桜」とも呼ばれる桜が枝いっぱいに咲き誇り、秋には紅葉で有名だが、冬景色もまた厳かな雰囲気を醸し出している。

2.長浜盆梅展(長浜市)

300鉢の中から開花時期に応じ、常時約90鉢の梅の盆栽を慶雲館の座敷にずらりと展示する「長浜盆梅展」。1952年からはじまり、2020年で69回目を迎える歴史・規模ともに「日本一の盆梅展」であり、関西の新春の風物詩として親しまれている。