I Love Shiga キャンペーン紹介(2020年シリーズ)

当行では、2013年3月より滋賀県において、滋賀の四季折々の心豊かな情緒や風情を皆さまに幅広く伝えるため「I Love Shiga キャンペーン」を開始いたしました。
滋賀の自然景観や歴史的遺産、伝統文化などをより多くの皆さまにご紹介するとともに、記録として残してまいります。

2020年シリーズ

2020年春季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.春のミホミュージアム(甲賀市)

ルーヴル美術館ガラスのピラミッドを手掛けたI.M.ペイ氏によって1997年に開館したミホミュージアム。中国の古典「桃花源記」に描かれた桃源郷をモチーフにしており、トンネルを進むと人々は「理想郷」へと誘われる。ミュージアムのレセプション棟から美術館へと続く枝垂れ桜の並木道は、毎年春になると多くの来館者で賑わう。

2.日吉大社山王祭花渡り式(大津市)

滋賀県屈指の大祭であり湖国三大祭の一つである日吉大社の山王祭。毎年4月13日の午後に行われる「花渡り式」では、満開の桜並木の中、烏帽子と鎧に身を固めた稚児らがその日の夜に出産を迎える神々にお祝いの花を供える儀式を行い、辺りは華やかな雰囲気が漂う。

2020年夏季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.草津市立 水生植物公園みずの森

「植物と人、水と人のふれあい」をテーマに、四季折々の植物を楽しむことができる水生植物公園みずの森。ウォーターガーデン「花影の池」では、夏になるとパラグアイオニバスが直径約1.8mにもなり、子どもが乗れるほど。大きな葉が池を埋め尽くす様は圧巻で、訪れる見物客の目を楽しませる。

2.金剛輪寺観音盆千日会(愛荘町)

滋賀県湖東三山の一つに数えられる天台宗の寺院「金剛輪寺」。例年8月9日に行われる観音盆千日会では、この日にお参りすると千日分の功徳があると言われている。夜になると、境内の約2千もの地蔵尊と奉納された行灯に明かりが灯され、辺りは幽玄なゆらめきに包まれる。

2020年秋季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.湖南三山 常楽寺(湖南市)

奈良時代・和銅年間に元明天皇の勅願により、良弁(ろうべん)僧正によって建立された「常楽寺」。現存する建物は南北朝時代に再建されたもので、本堂と三重塔は国宝に指定されている。秋になると紅葉が見事に色づき、本堂・三重塔と真っ赤に染まった紅葉が圧巻の眺めとなり、参拝客の目を楽しませる。

2.荒神山からの夕景(彦根市)

彦根市のほぼ中央に位置する「荒神山」。その山頂には、火の神・かまどの神を祀った荒神山神社があり、荒神山の地名の由来になったと言われている。荒神山から眺める琵琶湖はまた格別であり、その景観は彦根市民が選ぶ「彦根八景」のひとつにも選定されている。

2020年冬季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.信楽焼 登り窯「宗陶苑」の火入れ(甲賀市)

江戸時代にできたとされる「宗陶苑」の登り窯。長さ30mにも及び、日本最大級の大きさを誇るこの窯は、信楽焼の登り窯として唯一現在も使われているものである。火入れが始まり赤く燃える炎が窯に広がった後、熟練した職人の手によって約1週間にわたり、窯焚きが行われる。

2.朝焼けの比叡山(草津市)

冬になると、雪に覆われた雄大な比叡山が朝焼けで赤く染まり、辺りに清々しい雰囲気を醸し出す。また、気温が氷点下になると、打ち寄せる琵琶湖の波しぶきが湖岸の草木に凍り付いてできる「しぶき氷」が姿を現す。