金利タイプの選び方

お客さまのライフプランにあわせた返済計画を立てるためのポイントをご紹介します。

返済計画にあわせた3つの金利タイプ

変動金利

お借入期間中に、市場金利に応じて金利が変動するタイプ。
今の金利水準が魅力的と感じておられ、当面の返済額を少なくしたい方にオススメ!
お借入れ後に固定金利に変更することも可能です。

変動金利のイメージ図
特徴
市場金利の変動に応じ、適用金利が変わります。
年2回見直しを行います。
お借入れ後に、固定金利を選択することも可能です。
返済額
5年ごとに返済額を見直します。
(ただし、元利均等返済の場合、変更前の返済額の125%までが限度となります。)
メリット
市場金利が低下すると、合わせて適用金利も低下するので、金利低下のメリットを享受できます。
デメリット
返済期間中に市場金利が上昇すると、合わせて適用金利も上昇します。

固定金利

一定期間だけ固定金利を選択するタイプ。
教育費等で出費が多く、しばらくの間は返済額を確定させておきたい方にオススメ!
固定金利が終了すれば、変動金利にするか、再度固定金利にするかお選び頂けます。

固定金利のイメージ図
特徴
お選びいただいた期間(2,3,5,10,15,20年)の金利が確定いたします。なお、15、20年固定金利はお借り入れ当初のみお選びいただけます。
固定金利特約期間終了後は変動金利または固定金利を選択することが可能です。
返済額
固定金利期間終了後に、返済額を見直します。
メリット
一定期間固定金利のメリットが享受できます。
固定金利特約期間終了後は変動金利または固定金利を選択することができます。
デメリット
一定期間は返済額が確定しますが、固定期間終了後の返済額は確定しません。

全期間固定金利

お借入期間中は金利が変わらないタイプ。
長期的に返済計画を考えるため、返済額は今のうちに確定させたい方にオススメ!

全期間固定金利のイメージ図
特徴
お借入れ時に、完済までの金利と返済額が確定します。
返済額
完済まで一定です。
メリット
借り入れ時に返済期間全体の返済計画が確定します。
市場金利が上昇しても返済額には影響しません。
デメリット
他のタイプよりも一般的に、金利水準は高くなります。
また、市場金利が低下した場合でも適用金利が変わりません。

返済方法について

住宅ローンの返済方法は、「元利均等返済」「元金均等返済」の2種類があります。

元利均等返済

元利均等返済イメージ図
特徴
月々決まった額(元金+利息)を返済する方式です。
メリット
毎回の返済額が同じなので計画が立てやすい返済方法です。
当初の返済額は元金均等返済に比べて小さいので負担が少なくなります。
デメリット
元金均等返済に比べて総返済額が多くなります。

元金均等返済

元金均等返済イメージ図
特徴
月々決まった元金に、利息を加えた額を返済する方式です。
メリット
毎回、一定額の元金を返済していくので、元利均等返済に比べて総返済額が少なくなります。
デメリット
借入れ当初の元金が多い時期は、利息が多いので毎月の返済額が多くなります。

住宅ローンは一般に借入金額が大きく返済期間も長期になりますので、返済方法によって総返済額にも大きな違いがでてきます。ライフプランも含めて中長期的な観点で返済方法を検討しましょう。
また、どちらの返済方法の場合でも計画的に繰上返済を併用し、少しでも総返済額を少なくすることが重要です。