グループ全体戦略
地域みらい共創事業
営業エリアである近畿2府3県の企業における高齢化や後継者不足などの課題に対し、当社グループの総力を結集した総合ソリューションを提供し、地域の事業者さまとともに、これからの課題に取り組んでいくプロジェクト。
1000億円の投資枠を組成し、資本性ローンや超長期ローンなど、従来の枠組みにとどまらない安心感のある、多様なファイナンスの取り組みを実施していきます。
<グループの総力を結集した総合ソリューション>

新規事業創出プロジェクト「WILL」
全役職員を対象としてビジネスアイデアを募集し、採択されたビジネスアイデアの応募者をプロジェクトリーダーとして事業化の検討を進めるプロジェクト。
プロジェクトの実施にあたって、さまざまなセミナーや相談会を開催し、プロジェクト応募者以外にも幅広く役職員に新規事業創出に関する知識を得る機会を設けています。
<募集テーマ>
- 顧客の課題解決、地域活性化につながるアイデア
- グループ会社とのシナジー効果が発揮されるアイデア
- 持続可能(サステナブル)な地域社会を実現できるアイデア
- その他、従来の銀行業務にとらわれない創造的なアイデア
<スケジュール>


人的資本経営
基本的な考え方
- <人財マネジメントの方針>
- 京都フィナンシャルグループの目指すべき姿に向かって、中長期的な視点から人財ポートフォリオを最適化すべく、適正人員を確保し、適所適財で配置(人員計画)したうえで、積極的な人財育成(人財開発)と、働きがいのある職場環境づくり(組織開発)を推進する。
これにより、全従業員のエンゲージメントを引き上げ(エンゲージメント経営)、専門性を有する多様な従業員が躍動することで、従業員と企業がともに成長し、企業価値の向上につながる組織づくりを展開する。


エンゲージメント経営
当社グループが従業員の成長や活躍を支援することで、全従業員が自身の成長と活躍に向けて自律的に取り組み、地域・お客さまへ貢献していくことで、企業価値の向上を図っていきます。

コンサルティング強化
伴走型アドバイザリー業務
お客さまのありたい姿(向かうべき方向性)と現状とのギャップを把握することで課題を特定し、京都フィナンシャルグループ各社・外部提携先 と連携のうえ、課題の解決に取り組みます。専門的なノウハウ・スキルを 活用しながらお客さまに寄り添い、実行まで伴走するサービスです。
- お客さまの課題特定から解決に向けたプロジェクト終了までをアドバイ ザーとして支援いたします。
具体的には課題把握(課題の分析・整理)、スキーム立案、プロジェクトの全体管理等を行います。 - 継続サポートにより潜在的な課題・ニーズの把握につなげます。

DX推進
- <データドリブン経営とは>
- これまでの経験や勘に頼るのではなく、収集・蓄積されたデータの分析結果にもとづいて、経営戦略マーケティングなどの方針を意思決定すること。
データドリブン経営のイメージ
データドリブン経営への変革に向け、当社グループがこれまでに集約した大量のデータを高速かつ高精度に分析する基盤「Service Innovation Core:SIC」を導入。
保有するデータの集積・分析・利活用を通じて、既存ビジネスの深化と新たなビジネス・サービスの創出を目指します。

さまざまな取り組み
京銀アプリ
「金融サービス機能」と「生活サービス機能」を備えた個人のお客さま向けのアプリ。


京銀ビジネスポータルサイト
個人・法人のお客さま向けの会員制ウェブサービス。


【DX人財の育成】
京都銀行では、DX人財の育成も強化していきます。
- DXスペシャリスト(本部行員)50名体制 (データサイエンス、デジタルビジネス、ITシステム)
- DXアドバイザー(法人営業)ゴールド認定 500名体制
- デジタル・サポーター(全行員) ゴールド認定 1,000名体制
次世代の成長企業の発掘・育成
さまざまな取り組み


成長戦略
- ベンチャー投資を中心とした
次代の成長企業の発掘・育成 - ベンチャー投資・事業承継投資にて1,000億円以上の投資を行い、次代の成長企業を育成することで、地域経済の発展を牽引します。
これまでの当社グループの歴史において、日本を代表する企業群を育成・創出するなかで得た政策保有株式の一部をその原資として活用していきます。
- 「金利のある世界」における
預貸ビジネスの強化 - 当社グループが「広域型地方銀行」として築いてきた、店舗・お客さまとのネットワークといった経営基盤を最大限に活用した預貸ビジネスを推進していきます。
- 総合ソリューション機能拡充により
地域の課題解決を加速 - 中小企業支援領域(脱炭素、人手不足等)、IT・DX領域を中心にM&A・資本業務提携先を探索するなど、インオーガニック投資も駆使したスピーディな機能拡充を行います。
グループ内連携によるシナジーの最大化へ継続取組し、地域やお客さまの課題に真摯に向き合います。