経営者の視点を持ち
課題を解決するM&Aで
お客さまの未来をつくる。

法人総合コンサルティング部
M&Aグループ 調査役

廣谷 保之

2013年入行
商学部卒

自ら志願して専門知識を学び
M&Aのコンサルティングに。

トレーニー制度に志願したのは、入行後6年目、支店で法人営業を行っていたときのこと。お客さまから事業承継に関する相談を受ける機会が増え、仕事をするうえで税務、法務、労務といった専門的な知識の必要性を感じたからです。数カ月間、会計ファーム関連の企業に出向し、企業価値算定や企業の格付け、M&Aによるシナジー効果といった実務を経験したのち、2018年10月より現部署に配属。後継者問題を抱える譲渡側ニーズ、そして事業拡大や新規事業参入などの買収側ニーズに対するコンサルティング業務に携わっています。

どんな場面でも冷静さを保ち
経営者の重要な決断をサポート。

M&Aの成約に至るまでには、数多くのハードルがあります。どのような状況においても冷静であり続けることが、この仕事の難しいところです。譲渡側企業の社長は、自社や従業員への想い、不安や寂しさを抱えており、買収側企業の社長は、M&Aによるシナジーや投資効果を考えています。両者をあらゆる角度からサポートしていくには、どんな厳しい交渉局面であっても、第三者として、経営者の視点から物事を見る必要があります。数字で現状をしっかりと伝え、お客さまが納得のいく判断・選択ができるように、様々な材料を提供することが重要な役割だと考えています。

お客さまと未来に向かい
ともに成長できるやりがい。

この仕事のやりがいは、お客さまの未来をつくるお手伝いができることです。経営者と一緒に課題解決を考え、事業承継や事業拡大などに直接携わり、そのプロセスを通じて自己成長を実感できることが醍醐味です。私はお客さまの話を傾聴し、常に寄り添いながら親身になって提案することを心がけていますが、その姿勢を評価いただいたときは、大きな励みになります。ある社長から「このM&Aの結果がどうであれ、廣谷さんに相談してよかった」というお言葉をいただいたことは、特に印象に残っています。

地銀No.1の実績を目指して
全員がスキルと専門性の向上を。

M&Aチームは30代が中心の若いチーム。誰もが前向きに取り組む活気に溢れた職場で、常に刺激を受けています。また、上司はすべての行動を管理するのではなく、自由度を持たせて一人ひとりに責任ある仕事を任せてくれます。成功しても失敗しても、それぞれのプロセスをきちんと見てチャレンジをする姿勢を評価してくれます。そのような環境下で優れた人間性の確立と知識の向上を図り、自分が関わるすべての人に頼りにされる存在でありたい。スキルと専門性を向上し、地銀No.1の実績を目指したいと思います。

成長ポイント

自分の弱さを認め、他人の良さを見出せるようになったことが、一番の成長です。入行後、個人営業や法人営業、M&A業務などに携わり、経験を積むことで知識と能力は着実に向上したと思います。その一方で、自分に足りないものを知り、いくつもの壁にぶつかりました。その都度、自分の弱さに気づき、きちんと認めることで、今まで以上に他人の良さに目がいくようになったのです。周囲との信頼関係が深まるだけでなく、周りの人の良いところを素直に吸収することが、自己成長にもつながっています。