銀行経営の重要な一翼を担う
デジタル戦略を成功に導き、
牽引するリーダーでありたい。

イノベーション・デジタル戦略部 次長

本多 秀行

2004年入行
商学部卒

デジタルコネクトを実現する
ポータルサイトの企画に携わる。

以前、デジタル戦略プロジェクトに携わっていたとき、年々デジタルの需要は高まる中で体制強化の必要性を感じ、専門部署の新設を経営陣にプレゼンしました。その提案を受け入れてもらい、2019年6月にイノベーション・デジタル戦略部が発足して以来、すべてのお客さまとデジタルでつながる「デジタルコネクト」の実現に向けて、法人向けポータルサイト構想を立案。翌年には、その第一弾として地域企業の成長支援を目的としたプラットホーム『Big Advance(ビッグアドバンス)』を導入し、年末には『京銀ビジネスポータルサイト』を開設しました。現在は2021年夏にリニューアルした個人向け京銀アプリについて、更なる機能強化に向けたプロジェクトに携わっています。

企画立案は複数の専門家との
コラボレーションが特に重要。

「企画」というとゼロから生み出すイメージがありますが、自分のアイデアと専門家の知識やノウハウを結びつけることが重要だと捉えています。デジタル戦略立案の初期段階から関わる中で、この「企画」に最も苦労し、時間を費やしました。行内の全部署のメンバーと面談し、営業や事務、システムなど各分野のスペシャリストから意見を聞き、さらに協力企業や他の地方銀行の担当者にもアドバイスをもらいました。様々な考え方に触れることで、私が気づかなかった課題やアイデアが生まれ、それを企画に盛り込むことでプロジェクトを力強いものへと昇華させることができたのです。

多くのお客さまが魅力を感じ
利用されることが達成感に。

2020年からスタートした『Big Advance(ビッグアドバンス)』や『京銀ビジネスポータルサイト』は、全国規模のビジネスマッチングや大手企業との提携による新しい技術やビジネスの創出、ホームページ作成など様々な機能を利用できるもの。充実したサービスに魅力を感じていただき、わずか3カ月間で約2000社の会員企業を集められたことに喜びと手ごたえを感じました。デジタル戦略は、京都銀行の重要な一翼を担い、私たちの部署の見解や判断が、経営の意思決定にも影響を及ぼすため、常に緊張感と責任感を持ちながら挑んでいます。

どんな課題からも逃げずに
プロジェクトを完遂したい。

イノベーション・デジタル戦略部の業務は、すべてが初めての取り組みで、カタチのない状態からのスタートでした。市場リサーチから経営陣へのプレゼン資料作成、ポータルサイトの魅力を伝えるための行内勉強会、ニュースリリースの作成、お客さまや営業向けの説明書作成など、膨大な業務をこなすためにチーム全員で協力し合い、いくつもの山を乗り越えていったのです。同じ目標に向かって一緒に頑張ってきたからこそ、強固な団結力が生まれ、短期間で成果を上げることができました。今後も、何事からも逃げずに完遂できるリーダーであり続けたいと思います。

成長ポイント

イノベーション・デジタル戦略部を設置するにあたり、多様性と意欲が重要だと考え、行内の公募制度でメンバーを募りました。斬新なアイデアを持つ若手行員や女性行員など、個性豊かな仲間と一緒に意見交換をしながらプロジェクトを推進してきたことは、何物にも代えがたい経験です。行内外の多くの人々と出会い、考え方や視野を広げることができました。京都銀行には若手が挑戦し、成長できる幅広いフィールドが広がっています。「今までにないビジネスモデルを創造したい」と勇気を持って未知の世界に挑むような人と一緒に働きたいと思っています。