事業継承の専門家として
質の高いサービスを追求し、
様々な経営者の課題を解決。

営業本部
法人総合コンサルティング部
次長

野田 耕造

2001年入行
法政策学部卒

第一印象で信頼を得るため
常に緊張感を持って挑む。

法人総合コンサルティング部は、支店から依頼を受けて先代経営者と後継者の間に入り、円滑に事業が継承できるように専門的なアドバイスやサポートを行っています。日頃から顧客との接点を持つ支店行員とは異なり、私たちは初対面のことが多いため、「第一印象で信頼を得なければ次はない」という気持ちで面談に挑んでいます。また、事業承継は後継者と強固なパイプを築く絶好のチャンスであり、世代交代時にメイン銀行を変更することもよくあります。そういった面からも、常に緊張感を持って業務に取り組んでいます。

自分なりに仮説を立て
お客さまの本音を引き出す。

企業の業種や規模は多岐にわたり、顧客ニーズや課題はそれぞれに異なります。また、事業承継はセンシティブな問題で機密情報も多く、お客さまの本音を聞き出すことは簡単ではありません。そのため、提案書を作成する際には、自分なりに「仮説」を立ててプレゼンテーションを行いますが、その提案が的を射て、お客さまが本音で語り始めていただけたとき、初めて「信用をいただいた」という実感が湧きます。いくつもの壁を乗り越え、面談を重ねるたびにお客さまとの距離を縮め、よりよい提案ができるように心がけています。

信念を持ってベストを提案
感謝の言葉が何よりも喜び。

事業承継の解決策には正解はなく、結果が出るまでは提案内容が正しいのかどうか、誰もわかりません。お客さまが迷ったときには、無理に進めないことを厳守していますが、提案内容が「顧客にとってベスト」という信念が持てる場合は、後押しさせていただきます。その後、自分が描いた提案により円滑に事業承継が進み、長年の課題が解決できたとき、お客さまに「やってよかった」と感謝のお言葉をいただいた瞬間には、すべての苦労が報われ、この仕事に就いて本当に良かったと感じます。

専門家集団の育成に注力し、
銀行や地域の期待に応えたい。

これまで金融業界では、ゼネラリスト型の人材が広く受け入れられてきましたが、近年では顧客ニーズの多様化・複雑化に伴い状況が一変。専門的なコンサルティング業務ができなければ、他行との競争に取り残されていく時代になり、改めて本部の専門家集団の必要性を感じています。銀行の存在意義が問われ、進化や革新が迫られている今、他行に負けない専門家集団の育成に力を注ぎ、質の高いサービスを提供していきたい。金利競争に巻き込まれない「強い銀行」を目指し、その一助になりたいと考えています。

成長ポイント

京都という歴史あるまちで長年実績を培ってきた京都銀行は、日本でも有数の老舗企業との取引きが多く、当行の行員でなければ接点が持てないような経営者の方々と面談する機会に恵まれました。その中で、人を雇用することは想像以上の苦労があることを知り、少しでもお役に立ちたいという想いと覚悟を持ち、自己研鑽を重ねています。このような感覚を持てるようになったことが一番の成長です。また、自分が正しいという考えを捨て、部下からも多くを学び、お互いを尊重しながら高め合っています。