京の夏を彩る風物詩、祇園祭

7月に入ると、街は祭り一色に染まり、どこからともなく聞こえる「こんちきちん」の祇園囃子が、本格的な夏の訪れを告げます。
祇園祭は日本三大祭の一つに数えられ、京都の八坂神社の祭礼として1000年以上の歴史を誇り、7月1日から1ヶ月にわたって、多彩な神事や行事が繰り広げられます。
中でも、祇園祭のハイライトである山鉾巡行では豪華絢爛な山鉾の姿や、辻回し、注連縄切りといった見どころが満載です。
個性豊かな鉾をめぐる
宵山の期間中、街中に建てられる山鉾巡りはいかがですか。夜には幻想的にライトアップされた美しさを楽しめますが、早朝の静けさの中で佇む姿も見事です。
●前祭7/14~16長刀鉾・函谷鉾・鶏鉾・菊水鉾・月鉾・放下鉾・保昌山・孟宗山・占出山・山伏山・霰天神山・郭巨山・伯牙山・芦刈山・油天神山・木賊山・太子山・白楽天山・蟷螂山・岩戸山・綾傘鉾・四条傘鉾・船鉾
●後祭7/21~23橋弁慶山・鯉山・浄妙山・黒主山・役行者山・鈴鹿山・八幡山・北観音山・南観音山・大船鉾・鷹山
貴重な会所飾りが限定公開
宵山期間は町会所での会所飾りを見ることも楽しみのひとつです。町会所は山鉾の運営の中心であり、集会やお囃子の練習場としても使われ、粽や護符といった縁起物の授与も行われています。特に見どころは、山鉾巡行で台座を豪華に彩る懸装品と御神体などの貴重な品々です。西陣織や、中国、ベルギー、インド製の重要文化財級の装飾品もあり、それぞれの山鉾の個性豊かなデザインも魅力。普段は細部まで見るのが難しいこれらの品々を、宵山ではじっくり鑑賞することができます。宵山ならではの特別な体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。
粽のご利益を授かる
祇園祭の粽は、笹の葉で作られた厄除けのお守りで、京都ではこの粽を一年間玄関に飾って厄除けにする習慣があります。自分にぴったりのご利益を求めて山鉾めぐりに行くのも楽しいですね。山鉾ごとにデザインも違うのでお気に入りを是非探してみてください!
この季節にぴったりの商品を多数取り揃えております!
京菓子おやつBOX【亀屋良長】
1803年創業、京菓子司 亀屋良長の人気のお菓子を少しずつ楽しんでいただけるお得なセットです。
園の賑い【鍵善良房】
祇園祭の輝きをささえた伝統的な行列「園の賑い」をテーマにした干菓子。四季折々の花鳥風月を彩りよく、艶やかに詰め合わせております。
ひやしあめアイスクリーム「粋」【するがや祇園下里】
するがや祇園下里の麦芽飴と生姜の「ひやしあめ」にミルクを合わせ生姜をプラスした、ここでしか味わえないアイスクリームです。
祇園ぽっちり【祇をん ににぎ】
濃厚なホイップクリームと甘酸っぱいあまおうの苺餡でフルーツを包みこんだ、色とりどりの贅沢なフルーツ大福です。
黒七味セット【原了郭】
貞享2年(1685年)創業の原了郭がお届けする、ことよりモール限定のセットです。
清酒 祭りの詩【さんしょ 七味の太田酒店】
祇園祭の華やかなラベルが目を引く「祭りの詩」セットは、京丹波町の酒蔵「長老」が丹精込めて醸した純米吟醸酒300mlを3本詰め合わせた商品です。やわらかな香り、凛とした味わいの奥に、祭りのざわめきと神聖な静けさが同居します。