京都銀行について

閉じる

取締役頭取 土井伸宏取締役頭取 土井伸宏  みなさまには、平素より京都銀行をお引き立ていただき、まことにありがとうございます。
 さて、2021年度上半期のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に翻弄されながらも、経済活動の通常モードへの復帰を探る動きが続く展開となりました。この間、個人消費がサービス関連を中心に低調に推移したものの、企業の生産活動は輸出回復とともに徐々に持ち直しました。後半にかけては、ワクチン接種の進展とともに経済活動本格化への道筋が見え始める一方で、半導体不足の長期化、部品供給の停滞、原油高などが次第にリスク要因として意識され、それまでの改善テンポは鈍化し期待と不安が交錯する中で期を終えることとなりました。
 さて本年10月、当行は創立80周年の大きな節目を迎えることができました。創立以来、経営理念に「地域社会の繁栄に奉仕する」を掲げ、地域のみなさまのお役に立てるよう取り組んでまいりました。地域を取り巻く経済社会は、新型コロナウイルスによる影響で依然厳しい状況が続いていますが、こうした状況だからこそ、当行の金融機能を最大限発揮することで、企業の資金繰り支援にとどまらず、販路拡大やデジタル化促進などさまざまな本業支援にも取り組んでいます。
 このような環境のもと、当行では、第7次中期経営計画「PhaseChange 2020」(2020年度から3か年)の折り返し点にあたり、コロナ対応をはじめ、昨今急速にニーズが高まっているSDGs経営への対応など、地元中小企業が抱える課題を共有し、その解決に向けて共に知恵を絞り、あらゆる角度からサポートしております。
 京都銀行グループでは、地域経済の回復に向けて、持てる金融機能を最大限発揮することで、その使命を果たしてまいりますとともに、引き続き企業価値の向上に取り組むことで、幅広いステークホルダーのみなさまのご期待にもお応えしてまいります。
 なお最後となりましたが、中間配当金につきましては、普通配当30円(前年実績同額)に創立80周年記念配当5円を加えて、1株につき合計35円とさせていただきました。
 みなさまにおかれましては、今後とも格別のご支援、ご愛顧を賜りますよう心からお願い申しあげます。

2021年11月