京銀入金照合サービス〈データマッチング〉
「〈京銀〉入金照合サービス(データマッチング)」とは、お客さまからの販売代金などの請求に対して、振込人から振込みが行われた場合に、振り込まれる資金を「振込専用支店」(振込入金専用の仮想支店※)の口座を通過させることで、振込人を特定し、入金照合を行うサービスです。
これにより以下のような場合でも振込人の特定を簡単に行うことができます。
- 同姓同名の人からの振込み
- 家族名義での振込み
- 保証人、友人等第三者からの振込み
- 職場名義での振込み
- 企業略号や屋号での振込み
- 部門名相違の振込み
- まったく間違った振込人名での振込み
※ | 振込専用支店の店番は802です。 |
サービスのメリット
入金照合サービスは次のようなメリットを提供いたします。
POINT1 入金照合事務の負担を大幅に削減します。
従来の振込人名・金額などあいまいな項目での照合ではなく、取引先毎に振込みしていただく口座を提供することにより、当該口座番号を入金照合のキーとしますので、即座にほぼ100%の入金照合が可能となります。
POINT2 売上債権の回収管理が強化できます。
入金・未入金の早期把握が可能になりますので、売上債権の回収管理が強化され、未入金先へのタイムリーな督促が可能となります。
POINT3 資金の効率的な運用が可能となります。
入金照合がほぼ100%できることから、利用可能な資金を早期に確定できるようになり、資金の効率的な運用が可能となります。
POINT4 取引先サービスが向上します。
入金確認遅延による商品の発送遅延、誤った入金督促、入金確認のための電話照会などがなくなり、顧客のサービスが向上します。
サービスのしくみ
(1) | 御社より、お取引先に対して、京都銀行「振込専用支店」宛の振込みを依頼します。 |
(2) | お取引先は、京都銀行の各支店および他金融機関の窓口で、京都銀行振込専用支店にご用意した「御社名義の各お取引先の振込専用口座」に振込みを行います。 |
(3) | 各お取引先の振込専用口座に振り込まれた資金は、即座に御社のお取引店にある「御社指定のとりまとめ口座」へ入金されます。 |
(4) | 御社は、とりまとめ口座の振込入金明細を「EBサービス(振込入金明細照会)」を使用して取得します。 |
(5) | 御社にて取得した振込入金明細をもとに「入金照合専用ソフト」により、入金の照合をします。 |
サービスの流れ
(1) | 御社より振込みを希望されるお取引先、または口座振替で収納できなかったお取引先へ、振込先に京都銀行振込専用支店の御社名義のお取引先の振込専用口座番号を指定した請求書を送付します。 |
(2) | お客さまは送付された請求書を持って、京都銀行の各支店、または他金融機関の窓口にて、京都銀行振込専用支店宛に振込を行います。 |
(3) | 京都銀行振込専用支店に振り込まれた振込金は、即時に京都銀行の御社指定のとりまとめ口座に入金されます。 |
(4) | 御社にてEBサービスを使用して、京都銀行の御社指定のとりまとめ口座の振込入金明細を取得します。 |
(5) | 御社にて取得した振込入金明細をもとに、入金の照合をします。 |
ご利用にあたって
- お申込みはご利用開始日の3ヵ月前までに最寄の当行本支店にお申出ください。
- ご利用に際しては別途EBサービス「〈京銀〉パソコンサービス」の契約が必要です。
- 入金の照合には、別途ソフトウェア等が必要です。御社でソフトウェア等をご用意いただけない場合は、下記の連絡先へお問い合わせください。
※ | 本サービスは、三井住友銀行と、同行が有する特許第3029421号についての通常実施権許諾契約を締結しています。 |