保有資産の配分は定期的に見直しましょう。資産の価値は運用成果によって常に変化していくので、資産配分の定期的な診断やアフターケアが大切です。
リバランスとは、ファンドの資産配分や組入銘柄を一定期間ごとに見直し、修正・調整を行うことです。
投資環境の変化によって、時間が経過するとともにポートフォリオの構成比率に変化が出てきます。
そのため、定期的に見直しを行い、予想外にリスクが高くなったりしていないか等、ご自身の資産状況を確認し、リバランスを行うことが必要になります。
バランスファンドには、「リバランス」を自動的に行うという大きなメリットがあります。リバランスとは、運用を続けていくうちに偏ってしまう資産配分を元の配分に戻すことをいいます。
例えば、「国内債券25%」「海外債券25%」「国内株式25%」「海外株式25%」というバランスファンドが運用を続けるうちに下記のように変化した場合、多くなった株式の一部を売却して、少なくなった債券を買い足すという作業(リバランス)をします。
自分自身でこれらの作業をすると手間暇がかかるだけでなく、税金がかかる場合もあります。
バランスファンドはこの作業をファンドの中で行うため、節税効果も期待できます。