資産運用の必要性
まずは、私たちを取り巻く環境の変化を確認しましょう
私たちの身近な生活必需品。実は過去約30年間にこれだけ値上がりしています。
値上がりが今後も継続した場合、私たちのお金はどうなるのでしょうか。
出所:総務省「小売物価統計調査(主要項目の東京都区部小売価格)」
インフレ
インフレが進むと、お金の実質的な価値は年々低下することになります
インフレーション(持続的な物価上昇)や為替が円安になると、お金の実質的な「価値」は低下します。
かつては預金に預けていれば資産を運用しなくてもお金は増えましたが、現在日本は長く低金利が続いているため、将来の生活を守るために、資産運用は必要です。
■インフレで起こる資産価値の下落
※ | あくまでも参考指標として提供することのみを目的としており、将来を予想・保証もしくは示唆するものではありません。 |
少子
高齢化
少子高齢化が進むと、現役世代の負担は増大していきます
少子高齢化の進行により、年金・医療等の社会保障分野において現役世代の負担増が予測されています。ゆとりあるセカンドライフのためには早めの資産づくりで老後にそなえる必要があります。
その他にも、
- 医療・介護費用の増加
- 税制の見直し(消費税率の引き上げ等)
出所:1970年は総務省統計局「国勢調査」、2030年、2055年は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」
年金
年金だけでは安心とは言えません
■公的年金の給付水準の減少予測
将来における所得代替率(現在の収入に対する夫婦の年金給付水準)は減少していくと試算されています。
出所:厚生労働省「国民年金及び厚生年金に係る財政現況及び見通し―平成26年財政検証結果―」
老後の
生活費
セカンドライフの生活費についても確認しておきましょう
現在の年金制度では、ゆとりあるセカンドライフを送るための生活費に不足が出る可能性があります。今後の年金受給額引き下げや企業年金の継続が不安視されることもふまえ、ご自身で資産運用を考える必要があります。
公的年金だけでみた老後の生活収支(夫婦2人の場合)
■平均的なセカンドライフの生活費
■ゆとりあるセカンドライフの生活費
上手なお金の運用で、お金は長生きすることができます!
退職金を運用していけば資産の寿命を伸ばすことができます。以下の図は元金1,000万円を毎月5万円ずつ取り崩した場合のシミュレーションです。
■1,000万円の手持ち資金を、毎月5万円(※1)ずつ取り崩した場合のお金の寿命(課税前、複利)(※2)
※1 | 総務省統計局「平成25年 家計調査年報(速報)」中の平均的な高齢夫婦無職世帯の毎月の不足額「57,592円」より千円以下を切り捨てて算出した金額です。 |
※2 | 1,000万円を一定の利回りで運用しながら一定額を取り崩していくシミュレーションであり、特定の運用成果を保証、示唆するものではありません。計算にあたっては1ヶ月複利計算。月末引出にて計算しています。運用に係る税金、費用等は一切考慮していません。 |
人生にはいろいろなイベントがあります。
しかしお金は、必要な時に必要なだけあるとは限りません。将来必要となるお金をきちんと準備するために、資産運用を考えることが必要になってきます。