I Love Kyoto キャンペーン紹介(2023年シリーズ)

当行では、地元本店銀行として、「歴史都市・京都」の素晴らしさを再発見し、将来にわたってまもり育ててゆこうという趣旨から、1982年より「I Love Kyoto キャンペーン」を展開してまいりました。
京都の自然・歴史的遺産・伝統文化・暮らしなどを四季折々の趣に託して、この41年間に作製したポスターは、505種類、約70万枚を数えます。

2023年シリーズ

2023年春季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.白川の桜 巽橋付近(東山区)

京都らしい風情を求めて、毎年多くの観光客が訪れる祇園白川の巽橋付近。桜の名所としても名高く、しだれ桜やソメイヨシノ、山桜など色鮮やかな桜と、新緑の柳が京町屋と白川の心地よい流れと相まって、古都の情緒を感じさせる。

2.新緑の宇治上神社(宇治市)

宇治平等院とともに世界文化遺産にも指定されている「宇治上神社」。日本最古の神社建築が残り、平安時代の優美な雰囲気を醸し出している。春を過ぎると青もみじが参道から境内を覆い、太陽の光を受けて輝く様子は初夏の訪れを感じさせる。

2023年夏季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.木漏れ日の常寂光寺(右京区)

「百人一首」にも登場する、小倉山の中腹にある常寂光寺。境内の庭園には200本ものもみじが植えられており、新緑や紅葉の名所として名高い。初夏には青もみじと苔がトンネルのようにあたりを覆い、自然と静寂な寺の佇まいが融合した幻想的な空間が訪れた人々を癒す。

2.美山かやぶきの里(南丹市)

南丹市美山町の北集落「かやぶきの里」。現存する39戸もの茅葺き屋根の家屋が建ち並ぶ歴史的景観は「日本の原風景」ともいわれ、1993年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。春を過ぎると色とりどりのアジサイが咲き誇り、自然豊かな山里の景色に彩りを添えている。

2023年秋季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.岩船寺の秋(木津川市)

天平元年(729年)、聖武天皇の勅願により、行基が阿弥陀堂を建てたのが始まりといわれる岩船寺。あじさいの名所としても名高いが、秋が深まると色鮮やかに染まった紅葉が重要文化財の三重塔を包みこむように広がり、その光景は絵画のように美しい。

2.常林寺の萩(左京区)

万葉集や古今和歌集にも数多く登場し、秋を代表する花として古くから親しまれてきた萩。「萩の寺」として名高い常林寺では、9月中旬になると、境内を埋め尽くすほどの萩が見頃を迎える。長くしだれた枝先にピンクと白の花を咲かせる様子は、訪れた人々に秋の訪れを告げる。

2023年冬季シリーズとして、次の2種類のポスターを掲出しました。

1.雪の北山杉(北区)

約600年前の室町時代ごろから生産が始まり、1966年9月には「京都府の木」として制定された北山杉。現在でも美しい杉山が保たれており、長年の伝統技術で手入れされた杉の木が、天に向かって真っすぐに立ち並ぶ。冬の厳しい寒さの中、しんしんと雪が降り積もる様子は息をのむほどに圧巻で、まるでどこか別世界のよう。

2.生身(いきみ)天満宮の紅梅(南丹市)

祭神・菅原道真公がこよなく愛した梅の名所として名高い生身(いきみ)天満宮。境内には、旧園部町の花に選定された紅千鳥をはじめ、早咲きや遅咲き、八重一重など多彩な紅白梅が植えられており、あたりに広がる梅の花の香りが訪れた人々を癒す。